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  • 執筆者の写真TENTEKO

Jeff Koons



こんにちは。今日はジェフ・クーンズ について紹介します。

彼はコンセプチュアルアーティストで、ネオポップにも分類されている、正解で最も影響力のあるアーティストの1人です。1955年にアメリカのヨークタウンで生まれ、10代の時はダリに憧れていました。シカゴ美術館付属の大学を卒業し、仲買人をしていましたが、1980年代にアーティストとして認められるようになりました。彼はウォーホルのファクトリーのような、スタジオを持ち、アシスタントに手伝ってもらって制作をしました。さらにクーンズは、イメージコンサルタントを雇いました。この方法は当時のアーティストたちにとって前代未聞でした。クーンズの作品は常に大きいスケールで、使い捨てや安っぽさをテーマにしてつくられます。また、いつも自分のことを語る際には、三人称で話すようです。

調べていくと、彼は本当に変な人だなと思いました。彼は1987年から1992年まで結婚をしていたのですが、離婚後、養育費を払っておらず前妻に訴えられています。離婚した時、「この経験は社会的責任を認識させられた」とかなんとか言ってたのに。反省を述べてたのに…笑

また、彼は作品の中にアイロニーを見出しません。ないそうです。

私には、彼の作品が良いか悪いかわかりません。でも、彼は確実に他のアーティストに影響を与え、もっとも高い値がつくアーティストの1人です。それは、わかりやすくデカいスケール、はっきりした主張、地元に根付いたテーマ(クーンズの場合はアメリカ)があるからだと思います。彼の作品は、良いと言う人もいれば、悪いと言う人もいる。でも、両方の意見が出てくるというのは、歴史に残るスゴイものをつくるときには重要なことでもあるのかな、と思います。



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