Good Talks #1
- TENTEKO
- 2018年7月22日
- 読了時間: 3分
アートビジネスの記事で、以前、大事な取引・名刺交換の最後の場として、アートフェアでは大規模なパーティが開かれると勉強しました。そこで、私はトーク力が大事なのではと思い、図書館で雑談の本を手に取りました。すると、ビジネスでも雑談はとても大切だと書いてあり、さっそくいくつか本を借りて読むことにしました。
雑談の目的は、信頼関係の構築です。
相手の情報を得て、仕事や人間関係を円滑に進めるためのツールです。安心できない人には心は開けません。だから営業トークでも雑談が必要だといわれるのです。信頼は本音を言いやすくします。
仕事の悩み、お金の悩み、、あらゆる悩みは人間関係がもとにあるのです。
そこで、雑談を磨いていきましょう。
今日は基本の姿勢、心得、目的を学びます。
マズローの欲求段階説というのがあります。まずはこちらを見てみましょう。
①生理的欲求
②安全の欲求
③所属と愛の欲求
④承認の欲求
⑤自己実現の欲求
教科書にも出てくるので、わかりますよね。
①~②は、生きていくうえで最低限必要なので、基本的に多くの方は満たされていると思います。ただ、③以降は仲間との関りが不可欠となってくる欲求なんです。だから、人間関係の悩みは、日本で生きていれば自然と湧いてくる悩みなんです。
そこで雑談というツールを使います。
雑談上手になって、まわりから評価される人になりましょう!
心得としては、
●完璧を目指さないこと:中身のない話でよい。
●笑顔を絶やさないこと:笑顔なだけで好印象をあたえることができる。
●好奇心をもってきくこと:知らないことでも、「教えて!」という姿勢でいく。
●深く考えずに話すこと:相手の興味の有無にかかわらず話す。
雑談は、タイミングと経験が大切です。
相手を観察し、失敗してもめげずに経験数を踏みましょう。
雑談に入る順番は、
①合図と笑顔:アイコンタクトや会釈をします。笑顔を忘れずに。
②体を相手へ向ける:あなたに興味がありますよ、という合図になります。
③目を合わせる
④挨拶をする
⑤話題を切り出す
信頼されるには、1回じっくりお話しするよりも、何度も接する機会があるほうが強いつながりになります。ご縁を大切にしたいなあ、と思う場合にはメールなどで感謝の気持ちを伝え次に会う機会を作りましょう。
雑談は、マネジメント、チームワーク、営業トークで重要な働きをします。 よく、企業にお勤めの方で、「飲み会に上司に誘われて・・・」というのがありますが、それは雑談をするためのものです。仕事中に雑談をタラタラとするわけにもいかないですからね。そこでプライベートな話なんかをして、信頼関係を築くことによって、仕事を頼みやすくなったり、失敗しても協力的にフォローしてくれたりということに繋がるからです。私の父は会社の経営側の人間ですが、若い社員の人は飲み会の付き合いが悪いそうです。最近テレビでもよく見るのですが、自分の時間がほしいからとそそくさと帰ってしまうようです。ただ、自分の時間をつくるには仕事で稼がなければ無理ですよね。仕事が円滑にいかずクビになってしまっては元も子もありません。たまには、上司との飲み会にも参加してみましょう。接する機会を多くもち、信頼関係を得ることによって、意外な出会いやつながりができることもあります。あなたが何かをするときに、協力してくれるかもしれません。
コメント